文学フリーマーケットについて

外は素晴らしい雪ですね。こういう時は京都観光がいいですね。高校時代にみた金閣寺の雪化粧など、今も鮮やかに思い出されます。ただ、とにかく寒い。うろ覚えですが、スメルジャコフの母親は敬意に値します。
こんばんは、木曜会の大垣です。今年から一年間会長をすることになりました。よろしくお願い致します。やっと本題です。
1月22日日曜日、文学フリーマーケット略して文フリ京都に木曜会も参加いたします。場所はみやこめっせ、時間は11時から16時です。芥火15号、16号つまりは去年の春、秋に作成された芥火を販売いたします。16号は400円、15号は300円、二つセットで600円で販売いたします。ぜひお越しください。
また、すでに4つの読書会を最後の更新からいたしましたので、それについても今後担当者が更新いたします。今週の木曜日には森鴎外高瀬舟の読書会を行います。
それでは、皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

詳細は以下のホームページからどうぞ。
http://bunfree.net/?kyoto_bun01

12月1日 読書会 芥川龍之介「蜜柑」

色々なことがあった2016年ももうすぐ終わりますね。今年があとわずか20日しかないなんて……と、カレンダーを見て愕然としています。
初めまして、五嶋と申します。
去る12月1日、読書会で芥川龍之介の「蜜柑」(『蜘蛛の糸杜子春新潮文庫 所収)を扱いました。
国語の教科書でも馴染みのあるこの作品ですが、改めて読むと初めて読んだときよりもその魅力がよくわかったという感想も多く出ました。明解で工夫のなされた文章は、さすが芥川といったところです。中学生向けの作品ということもあり、他の作品と比べてテーマ性を見出しづらかったのですが、読書会では、どちらかというと作品の内容そのものや芥川という人間についての議論が活発に行われました。
12月8日の読書会については、後日担当者が更新します。ぜひご覧ください。
どうぞよろしくお願いします。

11月10日 ボルヘス『円環の廃墟』

気がつけばもう年の瀬、銀杏の葉もみな枯れ落ち、眼に映る景色と肌に染みる寒さはようやく重なりあってきたようです。
毎年のことですが、京都の冬はどこかずれていますね。
初めまして、田中と申します。

十一月十日はボルヘスの『円環の廃墟』(岩波文庫『伝奇集』より)を行いました。

ボルヘスの書き出す複雑怪奇な世界観はなんとも捉え難く、それでも内容を把握するのに何度も読み返してくれた方もいらっしゃったようで、担当者としては嬉しい限りです。

「円環」というイメージを中心に生の創造を描いたこの作品から受け取る印象は、読み手によって少しずつ異なるようで、皆の口から興味深い感想をいくつも聞くことができました。

さてNFを跨いでの更新となってしまい、もう既に二つの読書会が終わってしまいましたが、そちらの方も後日、担当者の方が更新していきます。
どうぞよろしくお願いします。

11月19〜22日 京都大学11月祭(NF)に参加いたします。

網谷です。前回のブログでもお知らせした芥火十六号の製作も無事終わり、NFまで残すところわずかとなってまいりました。もちろん今年も木曜会はNFに参加させていただきます。
内容としましては
・会誌「芥火」十六号(400円)、十五号(300円)並びにバックナンバー(200円)の販売
・新人号「トートロジーの煌めき」(200円)の販売
・古本販売(1冊100円)
となります。
場所は京都大学吉田南構内 吉田南総合館西棟(共西)1Fリフレッシュスペースです。グラウンドわきの建物に入っていただき、自動販売機コーナーの向かいの部屋でまったりとブースを構えております。
各日10時〜18時(最終日は17時まで)の営業です。
皆様のお越しを会員一同心からお待ちしております。

芥火NF 号 第一稿

ご無沙汰しております。少し体調を崩していましたが、最近復活しました会長の網谷です。朝晩は少し肌寒くなってきたようなので、皆様もどうかご自愛ください。
さて、先週の木曜日に芥火NF 号第一稿の読み合わせを行いました。芥火NF 号の製作は我々木曜会が最も重要視している活動です。今年は新歓でたくさんの方々にご入会いただいたお陰もあって、なんと七作品も集まりました! そしてまだ二作品ほど増えるかもしれません。そのすべてが芥火に掲載されるかはわかりませんが、いずれにせよこの作品数は会の充実を表していると思われ、会長としてとても嬉しいです。さらに、これは個人的な意見ですが今回提出された作品はどれもそれぞれ魅力的で読んでいて引き込まれるものばかりです。
まあ、あまりハードルをあげると他の会員から怒られるのでこれくらいにしておきましょう…(笑)
完成品はNF にて販売いたしますので、ご期待いただければ幸いです。では、今後もそれぞれが少しでもよい作品になるように会員一同、精進して参ります。

7/10 新人号編集

日に日に暑さが厳しさを増し、夏の到来を肌で感じるようになって参りました今日この頃ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。ご無沙汰しております、生駒です。
本日、6月より制作を開始していました新人号、『トートロジーの煌めき』の編集作業を行いました。

新人号には6名の新人の方が作品を寄せてくださり、計4回の読み合わせと改稿を経て完成まで漕ぎ着けました。どの作品も非常に読ませるパワーのあるものに仕上がり、小説を書き慣れたひとも、初めて書いたひとも、それぞれのよさを存分に発揮することができたと個人的には感じております。
編集作業もとても和気あいあいとしたムードで進み、今年の新人さんの仲の良さをとても微笑ましく思っておりました。これからも互いに切磋琢磨し合える仲間であり続けながら、木曜会を盛り上げていってもらいたいな、と少し先輩面した感想を述べておきます。

完成した新人号は、11月祭で皆さんにお届けすることとなります。楽しみにしていただければ幸いです。

さて、木曜会は来週に新人号の製本と合評を行ったのち、夏休みに入ります。
9月に旅行(行き先は未定です笑)に行ったあと、後期からはいよいよ芥火秋号、通称NF号の作成にとりかかります。
今回加わってくれた新人のみなさんも含め、より良い作品をお届けできるよう精進して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。


会の見学・入会希望はいつでも承っております。ご質問などは下記のメールアドレスまでお願いいたします。
mokuyouka1○yahoo.co.jp
(○→@に変えて送信)

6/26・第8回恵文社文芸部に参加します

長崎です。とうとう梅雨も本格的になりました。皆さま体調に気をつけてお過ごしください。
直前での告知となってしまいましたが、今週の日曜日26日に開催される第8回恵文社文芸部に木曜会が出店いたします。
木曜会からは、昨秋に発刊した会誌『芥火』第14号(300円)とこの4月に発刊したばかりの第15号(400円)で販売いたします。特に第15号は初のお目見えとなりますので、興味を持たれた方や新歓に参加し損ねた方はぜひお越しください。
他にも昨秋のNF祭で配布したレビュー冊子をもしかすると配布いたします(今から残りを発掘します)。
このイベントでは当会以外にも、さまざまな小説や詩の同人サークルが参加しておられます。お近くに来られた際にはお気軽にお立ち寄りください。会員一同心よりお待ちしております。

第8回恵文社文芸部
 日時:11-16時
 場所:恵文社一乗寺店京都市左京区一乗寺払殿町)イベントステージ COTTAGE

日時場所、イベントの詳細につきましてはこちら
http://k-bungeibu.hatenablog.com/entry/2016/02/22/195934

芥火の写真をご覧になりたい方はこちら
http://k-bungeibu.hatenablog.com/entry/2016/04/14/121524