12/6 読書会 村上春樹「午後の最後の芝生」

後期読書会の期間が始まりました。新入部員らが担当しての読書会となります。

その第1回は私内田が担当しました。
村上春樹、最初の短編集である『中国行きのスロウ・ボート』収録の「午後の最後の芝生」です。

春樹の短編の中でも特に人気・評価の高い作品です。
今回の読書会を機に初めて村上春樹を読んだ、という部員も多く、
担当者としては嬉しい限りです。

見学の方お二人にも参加していただき、時間いっぱいまで会を続けることができました。

来週はアンブローズ・ビアス「アウルクリーク橋の一事件」、担当はyuu-classicくんです。

それでは。


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「あなたは私にいろんなものを求めているのでしょうけれど」

と恋人は書いていた。

「私は自分が何かを求められているとはどうしても思えないのです」

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(内田)