NFに今年も出店します。

木曜会のブログを腐らせている元凶かもしれない会長です。今年も木曜会はNFに出店します。明日から4日間、全日10:00-18:00です。お品書・芥火春号……5作品、88ページ・芥火NF号……4作品、126ページ・新人号「影踏み」……2作品、56ページ・芥火back number・お得…

1月10日 活動報告

ブログをご覧の皆さま、明けましておめでとうございます。先日、会長を引き継ぎました、高倉です。至らぬ点ばかりですが、どうぞ本年も木曜会を宜しくお願いします。 さて、年明け始めの例会では、例年より早く芥火春号の製作に取りかかりました。4作品が提…

12/6 読書会 村上春樹「午後の最後の芝生」

後期読書会の期間が始まりました。新入部員らが担当しての読書会となります。その第1回は私内田が担当しました。 村上春樹、最初の短編集である『中国行きのスロウ・ボート』収録の「午後の最後の芝生」です。春樹の短編の中でも特に人気・評価の高い作品で…

色々な連絡と感謝

今日はいくつか連絡と報告させていただくことがあります。1.NFについて 11/22(木)〜25(日)のNFにお越しいただいた皆様にはありがとうございます。 木曜会のブースもたくさんの方に足を運んでいただき、おかげさまで19号(春号)、20(秋号)ともに完売しました。…

今年もNFに

毎度のことではいけないのですが、またブログの更新が止まっておりました。ご覧になっておられる方、お久し振りでございます。今年も木曜会は京都大学11月祭、NFに参加します。・「芥火」春号、NF号 ・「芥火」バックナンバー ・古本市 の販売を行います。期…

新歓情報

先々週くらいでしょうか、季節の変わり目にきちんと雨が続いて、今年も春が来ることを実感しておりました。春になると心新たに何かを始めたくなってしまうもので、私は国際人になろう、と英語の教材を思わず買ってしまったことをいま思い出しました。机の上…

2月8日 読書会 崔実「ジニのパズル」

2月8日の読書会を担当いたしました、宮粼です。読書会では崔実「ジニのパズル」を扱いました。「ジニのパズル」は在日韓国人3世として日本に生まれたジニが、自身のアイデンティティや過去の出来事に悩みながら生きていく様子が描かれた小説です。よく練られ…

1月11日 読書会 トゥルゲーネフ『はつ恋』

先日13日14日はセンター試験があり、われらが京都大学のキャンパスも会場になりました。受験生はこれからが佳境ですがセンター後も慢心を見せることなく謙虚に努力を継続し、結果を残すことを願っております。 本題に入ると先日1月11日(木)に読書会が開か…

一月四日 読書会 朝吹真理子「流跡」

重ねて申し上げます、皆様本年もどうぞよろしくお願いいたします。高倉君に続いて、新入会員の読書会を担当いたしました構井(かまい)です。新年最初の会ということもあって、今回はほとんど来ないのではないかと危惧して、それでもレジュメを五部印刷して…

12月21、28日 読書会 安部公房「砂の女」

ブログを御覧の皆様、明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。さて、久し振りの更新は安部公房「砂の女」の読書会の報告です。申し遅れました私、高倉が担当させていただきました。これが初めての担当でした。本来読書会はテキ…

5月の新歓予定について

さて、一日中窓を開けていても気持ちがいい季節になりましたね。 木曜会も春のうららかな陽気にあてられてついブログの更新を怠りがちな今日この頃ですが、かくいう私の耳ははやくも五月病の跫音を捉えており、残り少ななGWの日数を指折り数えては戦戦兢兢と…

新歓 追記

読書会、座談会についてですが、ビラにも書き忘れていましたが、作品を読んできていただけるとより楽しめますが、お読みになっていなくても会員が作品をお貸ししますので、読まずに手ぶらでもご気軽に新歓にお越しください!

新歓について

花粉症のプラスの面を考えようとしています。この世のありとあらゆることにプラスの側面とマイナスの側面があるという原理にたてば(死でさえもプラスの面があると考えることができるのですから)花粉症にもあるはずです。しかし、目の痒さが、私を見る前に跳…

木曜会について

今日は京都大学の合格発表ですね。 合格された皆さん、おめでとうございます。浮かれた気持ちが落ち着く頃には春からの準備に追われ、気がつけば3月の終わりなんてことも少なくないことです。 このブログを見てくださっている方は、春からどんなサークルに入…

文学フリーマーケットについて

外は素晴らしい雪ですね。こういう時は京都観光がいいですね。高校時代にみた金閣寺の雪化粧など、今も鮮やかに思い出されます。ただ、とにかく寒い。うろ覚えですが、スメルジャコフの母親は敬意に値します。 こんばんは、木曜会の大垣です。今年から一年間…

12月1日 読書会 芥川龍之介「蜜柑」

色々なことがあった2016年ももうすぐ終わりますね。今年があとわずか20日しかないなんて……と、カレンダーを見て愕然としています。 初めまして、五嶋と申します。 去る12月1日、読書会で芥川龍之介の「蜜柑」(『蜘蛛の糸・杜子春』新潮文庫 所収)を扱いま…

11月10日 ボルヘス『円環の廃墟』

気がつけばもう年の瀬、銀杏の葉もみな枯れ落ち、眼に映る景色と肌に染みる寒さはようやく重なりあってきたようです。 毎年のことですが、京都の冬はどこかずれていますね。 初めまして、田中と申します。十一月十日はボルヘスの『円環の廃墟』(岩波文庫『伝…

11月19〜22日 京都大学11月祭(NF)に参加いたします。

網谷です。前回のブログでもお知らせした芥火十六号の製作も無事終わり、NFまで残すところわずかとなってまいりました。もちろん今年も木曜会はNFに参加させていただきます。 内容としましては ・会誌「芥火」十六号(400円)、十五号(300円)並びに…

芥火NF 号 第一稿

ご無沙汰しております。少し体調を崩していましたが、最近復活しました会長の網谷です。朝晩は少し肌寒くなってきたようなので、皆様もどうかご自愛ください。 さて、先週の木曜日に芥火NF 号第一稿の読み合わせを行いました。芥火NF 号の製作は我々木曜会が…

7/10 新人号編集

日に日に暑さが厳しさを増し、夏の到来を肌で感じるようになって参りました今日この頃ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。ご無沙汰しております、生駒です。 本日、6月より制作を開始していました新人号、『トートロジーの煌めき』の編集作業を行い…

6/26・第8回恵文社文芸部に参加します

長崎です。とうとう梅雨も本格的になりました。皆さま体調に気をつけてお過ごしください。 直前での告知となってしまいましたが、今週の日曜日26日に開催される第8回恵文社文芸部に木曜会が出店いたします。 木曜会からは、昨秋に発刊した会誌『芥火』第14号…

5月26日 芥火第15号合評

長崎です。 とうとう長かった新歓活動もこの日で一区切り、現段階で7名の方に入会していただけたとの話に非常に安堵の思いと今後への期待が高まっているところです。やったね。 さて今回の活動は合評です。これまで読み合わせに参加してきた方から改めて読ん…

5月19日 テーマ競作「夢」

網谷です。またまた報告が遅くなってしまいましたが、先週の例会ではテーマ競作「夢」を行いました。テーマ競作とは、設定されたテーマについて各人が連想したことを掌編小説にして、それを読み合う場です。今回のテーマは「夢」ということで、寝ているとき…

5月12日 『掏摸』座談会

網谷です。5月も中盤になってしまいましたが、我らが木曜会の新歓期はまだしばらく続きます。4月頭には「人手不足だから今年は新歓を頑張ろう」と会員一同張り切っておりましたが、ありがたいことに今年は毎週たくさんの方においでいただき、すでに入会を…

4月28日 読書会 池澤夏樹『スティル・ライフ』

四月も末を迎え、桜も姿を消して初夏の兆しが見え始めた今日この頃、みなさまにおきましてもようやく新たな春の生活にひと段落がつき始めた頃ではないでしょうか。こちらではご無沙汰しておりました、生駒です。 本日、木曜会では新歓読書会の最終回として、…

4月21日 読書会 川端康成『片腕』

生憎の雨模様で「ああ今日は人少ないだろうな……」と思っていたら7名の方に来ていただき僥倖、辻です。さて、去りし4月21日の木曜会は川端康成『片腕』の新歓読書会をしました。 娘の片腕を一晩借りることになった男の物語ですが、娘と片腕の関係や象徴する…

4月14日 カフカ『断食芸人』読書会 報告

網谷です。少々遅くなってしまいましたが、先週の例会についてご報告したいと思います。 お花見書会に続いて、今回も6人の方々に来ていただき、会員一同たいへん嬉しく思っております。今回はカフカの『断食芸人』という作品を扱いました。たくさんの方々に…

4月10日 新歓お花見読書会 坂口安吾「桜の森の満開の下」

やっぱり桜は散ってました。それもだいぶ散ってました。どうも、四回生の長崎です。 本日は鴨川で花見をしながらの読書会ということで、坂口安吾の「桜の森の満開の下」を扱いました。ううむ、なんとも春らしい。 残念ながら満開の頃からだいぶ遅れての花見…

四月八日 新歓読書会 芥川龍之介『鼻』

こんにちは、二回生の大垣です。 いよいよ新歓が始まりました。新入生は三人の方が来てくださり、それぞれの方が読書会でご意見を言ってくださり、とてもありがたかったです。彼らの大学生活が実りあるものとなってほしいです。 『鼻』は、芥川が二十代前半…

今年の新歓について

四月から大学生活をスタートされる皆さま、少し早いですがご入学おめでとうございます。木曜会で会長を務めさせていただいている網谷と申します。 今年も当会は以下のスケジュールで新歓を行います。 読書会 4月8日(金)18:00〜 芥川龍之介『鼻』 4…