9月30日例会報告

空も秋らしくなり、やっとすごしやすくなってきましたね。
ブログ初担当の早稲です。ふつつかものですが、よろしくお願いします。


前回は『芥火』NF号の第一稿読み合わせと、NFの企画について連絡等を行いました。


『芥火』NF号の作品

・「序文」
恒例の「芥火」をモチーフにした序文。第一号の序文を基調に、オリジナルの意味を付け加えていくことを改めて確認しました。

・「子ヒツジさくら」
ほのぼのした雰囲気のなかに、生きる意味への問いを込めた寓話的な作品。ラストについて、意見が活発にかわされました。

・「占領下の街で」
占領下の街でのデモを背景に、言葉で発信することをテーマとして扱った作品。作中でのテーマの表しかたについて話されました。

・「タイトル未定(詩)」
人を救うことの難しさを描いた作品。散文詩のかたちにしては、という意見もありました。

・「タイトル未定(小説)」美しすぎる親友に、嫉妬しつつも依存してしまう少女の心の変化を描いた作品。特に女性陣から、「この気持ちわかる!」という声が。

・「家守」
ひとり田舎でくらしつづけるおばあさんの日常を、淡くあたたかいタッチで描いた作品。繰り返される風景描写が素敵という意見がありました。

・「彼岸花
義父に執着する美しい妻紅子を、夫の視点から描いた作品。作者の解説に、一同なるほど、という場面も。
以上です。作品を書いている方は、引き続き改稿などがんばってください。


NF企画

・レビュー誌企画が立ちあげられました。
テーマ「好きな作家」で会員が原稿を担当します。乞うご期待。

・古本市を今年も開催する予定です。