3月3日 第三稿読み合わせ

誰も書かないので書くことにした。バイト上がり左沢です。
世間はおひな祭りでうきうきしておりましたころ、木曜会は付属図書館の一室を借りて芥火新歓号の第三稿読み合わせを行っておりました。それにしてもあの日のあたたかさは何だったのかしら

参加者は8名で、研究室の定員と全く同じでした。よかったー。ていうか第5研究室が取れていたら全然問題なかったんだけどね
肝心の読み合わせですが、わりと殺伐としておりました。おおむね完成をまじかに控えて語句レベルでの違和感の指摘にとどまりましたが、「家路」と「ジョブ・ギバー」の二作品が掲載レベルに達する見込みがないとしてボツになってしまいました。むしろボツにしたというべきか。ほんとうに、おもしろい作品を書くというのは難しいことです。どうやったら、作者がおもしろいと感じるものを読者に伝えられるのか、そこは執筆者の技量次第と言ってしまえばそれまでですが、言葉というのはほんとうにどこまでも不自由なツールだと思います。

ふつつかな編集者でじつに申し訳ない気持ちでいっぱいです。芥火新歓号が無事発行できるのかどうか、不安だとは思いますが(て言うか自分が一番不安)、どうか温かい目で見守ってやってください。おしまい