7月9日

新人、余白です。
バイト上がりのトチ狂った脳でもって、先日(7月9日)京大共南の教室で行われた例会について報告させて頂きます。



芥火新人号『挿絵売りも』の製本作業を行いました。

その一部始終を見ていただきましょう。(「マネーの虎」風。)



午後6時30分、大量の印刷物を持って教室にやってきた編集長。
ちっちゃいけれど、逞しい。実にお疲れ様です。


まずはそれぞれのページを折る作業。
1部に付き18枚+表紙が全部で100部ですので、1900枚ものプリントを折ってたんですね。


改めて思うとちょっと気持ち悪い画ですね。笑


僕の隣で折っていたユキノさんの折るスピードがやけに早かったのが印象的でした。



ですがもちろん内職では御座いませんので、黙々と作業に没頭していたわけではありません。

作業中、真っ白な教室はまるで会話という花を一面に咲かせた春の野原のよ(以下略)

「最近お薦めの本」というテーマでおしゃべりです。



会長さん……佐藤春夫『田園の憂鬱』


谷林くん……恩田陸ライオンハート


シオカワさん……サリンジャーナイン・ストーリーズ


御木さん……『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』(違ってたらすいません。。)


までは覚えてるんですが、他の方々のお薦めは忘れてしまいました……。ごめんなさい。

そこまで折るのに集中してた覚えもないんですが。笑


ちなみに余白のお薦めは水村美苗本格小説』でした。
上下にわたる超長編なのでよっぽど時間に余裕のある方にしかお薦めできませんが。。



真ん中で止められるホッチキスが無いなど、事件は現場ではなく会議室で起こりながらも、


折りはすべて終わり、いよいよ製本です。



表紙から一枚ずつ挟んでいき、隣の人に渡し、挟み、挟み、挟み、渡し、挟み、挟み、挟み、渡し、挟み、挟み、私、ハサミ、挟み、渡し、挟み、挟み、挟み、渡し、検閲し、検閲し、ガッチャン。

(ちなみに僕は子どもの頃カッチャンと呼ばれていました)



まさに人間ベルトコンベアー。


この作業の間に合宿の話も出ました。
日程は9月24〜25日だそうです。


前期の打ち上げの話も出ました。
詳細はまたMLなどで流して頂けるのではと思います。



そんな中でもユキノさんと佐沢くんがひたすら二人で何を喋っているのが気になって仕方が無い文月は九日、時刻は9時。


そして、ついに……



全99部、『挿絵売りも』の製本が終了しました!



例会に参加した会員や先生の分などを取り分け、残りの73部が販売用に保存されることになりました。


感無量で御座います。
表紙デザインは1メートル以上離して見て頂く位が一番美しいかと。笑

裏表紙のタイトルに句点を付けてしまったのは僕のミスです。
申し訳ありませんでした。


色々と大変ではありましたが、個人的にはすごく楽しかったです。貴重な経験でした。是非またやりたいものです。


新人の皆々様、そして編集長、お疲れ様でした。
先輩の皆様方も、ご指導有難う御座いました。



次回の例会は30日、『挿絵売りも』の合評と菊池寛の読書会があります。作品については後日MLで会長に連絡を頂くことになってます。


他にも連絡事項があった気がするのですが僕からはこのくらいです。
瞼の重力はこんなにも強かったかしら。

明日の1限が無くなって本当によかった。



会長さん、脚本の当選おめでとうございます。
そちらの方も応援してます。



報告は以上です。